Comeback Home River
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Comeback Home River プロジェクト

Comeback Home River サケよ由良川に帰れ vol.3

サケの稚魚放流

2024年3月17日、京都府綾部市の由良川花庭園上流親水川岸でサケの稚魚放流をおこないました。1月に発眼卵をお渡ししてから2か月半、大切にご自宅で育てていただき、すっかりみなさんの家族の一員となったサケの子どもたち。

「由良川サケ環境保全実行委員会」主催のもと、地域の方々や京都トヨペット、ネッツトヨタ京華のお客様と一緒にサケの旅立ちを見送ります。

サケの旅立ちを見送る様子

今年は水温が高い日が多く、稚魚にとっても大変な環境でした。放流まで大切に育てていただいたお客様には、感謝の気持ちを込めて「飼育証明書」をお渡しします。

「飼育証明書」

さぁいよいよ放流です!サケをバケツに移動させて川岸へと向かいます。

サケをバケツに移動させる様子
川岸へと向かう様子

川岸のギリギリで子ども達が、そっと優しく川へ放流します。体長約4.5cmのサケは小さなカラダで力強く泳いでいきました!同じ由良川に放たれたサケは初対面にもかかわらず、数百匹の団体を作り、みんなで旅立っていきます。

川岸のギリギリで子ども達が、そっと優しく川へ放流
川岸のギリギリで子ども達が、そっと優しく川へ放流

これから4~5年かけてアラスカ湾やベーリング海を回遊し、ふるさとの由良川へ無事に帰ってきてくれる日を祈りながら、みんなで見送りました。いってらっしゃい!

みんなで見送り

地元のお母さんたちの温かいおもてなしで、放流後のちょっと寂しい気持ちもほっこり。

地元のお母さんたちの温かいおもてなし
地元のお母さんたちの温かいおもてなし

実行委員会の方々が手作りされた紙芝居で「サケの生涯」を楽しく学びます!

紙芝居で「サケの生涯」を楽しくぶ

のぼりに旅立つサケ達へのメッセージを。サケの飼育・放流体験を通じて「ふるさとの大切」さ、「命の大切さ」にふれる貴重な体験となりました。

紙芝居で「サケの生涯」を楽しくぶ

最後は参加いただいた皆さんで記念撮影!

最後は参加いただいた皆さんで記念撮影!

小さな姿で一生懸命に川を泳いでいくサケ達は、どんな困難があっても立ち向かっていく力強さを感じます。今後も美しい自然に触れていただき、ふるさとの大切さを感じてもらえるよう、由良川のサケ保全活動に協賛し自然環境を守る活動をサポートしていきます。来年は、もっと多くの方にご参加いただきたいですね!