今回ご紹介するのは、食欲の秋にぴったりな海の幸の祭典「まいづる魚まつり」。新鮮な魚介と港町ならではのｲﾍﾞﾝﾄが盛りだくさんで、9月30日（日）に開催されます。

毎年遠方から足を運ぶというﾌァﾝも多いこの催し。舞鶴の魚に親しみ、そのおいしさを知ってもらい、消費拡大につなげたいという思いから舞鶴水産流通協同組合が主催しています。

好評なのが「本ﾏｸﾞﾛ解体ｼｮｰ」。大漁旗で飾られたｽﾃｰｼﾞの上、およそ50ｷﾛもある本ﾏｸﾞﾛがあっという間に解体される包丁さばきは圧巻です。さばいた本ﾏｸﾞﾛは格安で販売され、これを楽しみに訪れる人も多いといいます。

会場がひときわ沸くのは市民参加の「ｾﾘ市」。魚市場の活気そのままに、新鮮な魚が登場するたび、競うように会場から大きな声がかかります。

ｲﾍﾞﾝﾄには海上自衛隊舞鶴地方隊も参加。特に「体験航海」は子供たちに大人気で、掃海艇に乗って舞鶴湾を約1時間かけて1周します。航海は10時からと12時15分からの2回で各先着100名様まで。音楽隊による演奏も行われます。

このほか「ｻｻﾞｴ釣り」や約3000食分の「大漁鍋」が振る舞われ、「子供遊び広場」ではｽｰﾊﾟｰﾎﾞｰﾙすくいや金魚すくいなど、小さな子供たちも楽しめるｺｰﾅｰが並びます。
もちろん、海の幸もお腹いっぱい味わうことができ、海鮮ﾊﾞｰﾍﾞｷｭｰや魚寿司実演販売、海鮮焼きそば、焼きちくわ･天ぷらの実演販売のほか、鮮魚･水産加工品が手ごろな値段で買えるのも港町のお祭りならではです。
普段なかなか体験できない催しが目白押しの秋の1日。ぜひ誘いあっておでかけください。

まいづる魚まつり

◆日時:9月30日(日)午前9:30〜午後2時
◆会場:舞鶴水産流通ｾﾝﾀｰ周辺
◆住所:京都府舞鶴市字下安久
◆ｱｸｾｽ:JR「西舞鶴」駅より徒歩約20分
◆お問い合わせ先:
舞鶴水産流通協同組合
TEL.0773-75-3275

※天候などによりｲﾍﾞﾝﾄ内容が変更になることがあります。
※体験航海は出航30分前に整理券配布。ｻﾝﾀﾞﾙ履きでの乗船や、傘･危険物の持ち込み禁止。