藤原定家が「小倉百人一首」を編纂したといわれる京都・小倉山。その麓に位置する小倉百人一首殿堂「時雨殿」が、百人一首の世界を楽しめるﾐｭｰｼﾞｱﾑとして、3月17日にﾘﾆｭｰｱﾙｵｰﾌﾟﾝしました。

1階の常設展示ｽﾍﾟｰｽでは、百人一首の世界を「見て」「感じて」「学ぶ」をﾃｰﾏに、貴重な資料や100体の歌仙人形、歌詠みのｼｰﾝを再現するｼﾞｵﾗﾏなどを展示しています。
2階の120畳の大広間では、平安時代の調度品を再現したｽﾍﾟｰｽでの平安装束の着付け体験・記念撮影ができ、平安時代の雰囲気を体感していただくことができます。

平安の昔から歌に詠まれた嵐山嵯峨野は、分け入れば今もその面影が感じられ、周辺には100基の歌碑が建てられています。時雨殿で百人一首の世界観を堪能した後は、そこを起点とした歌碑巡りをしてみるのも、おすすめの楽しみ方です。千年以上の時を経て詠み継がれる百人一首ゆかりの地で、その魅力の一端に触れてみてはいかがでしょうか。

[開館時間]10:00〜17:00（最終入館16:30）
[休館日]月曜日（祝祭日の場合は翌平日）、年末年始
[住所]京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11
[入場料]●高校生以上 500円●小・中学生 300円
[ｱｸｾｽ]京福嵐山本線「嵐山」駅　下車徒歩5分
[駐車場]なし
[お問い合わせ先]
TEL:075-882-1111
地図はｺﾁﾗ