年間400万人が訪れる京都NO.1の名所・清水寺は、世界遺産にも登録されている古刹。ｹﾔｷ造りの清水の舞台や、古より「黄金水」「延命水」として尊ばれてきた音羽の滝、広大な境内に建ち並ぶ荘厳な諸堂など見どころは尽きません。

そんな清水寺で1994年の平安建都1200年を機に毎年行われているのが、「清水寺 古と優艶の書画展」です。圓通殿にて、現代書道の父と称される比田井天来とその門弟の書や、森清範貫主、良慶和上、月照上人など清水寺歴代住職の書をはじめ、貴重な作品が公開されます。また、全国の現代精鋭書家、水墨画家による選りすぐりの作品約80点も併せて展示。堂内に安置されている千手観音（重文）を取り巻くように展示されるという空間も魅力です。芸術の秋の1日、世界遺産と書のｺﾗﾎﾞﾚｰｼｮﾝを愉しんでみてはいかがですか。

第18回清水寺 古と優艶の書画展（会期中作品入替え有）

[前期]10月5日（水）〜7日（金）
[後期]10月8日（土）〜10日（月・祝）
[時間]11:00〜16:00（前期・後期の最終日は14:00閉館）
[住所]京都市東山区清水1-294
[料金]無料 ※ただし清水寺入山の場合は入山料（300円）要
[ｱｸｾｽ]京都駅から市ﾊﾞｽ206系統「清水道」下車、徒歩15分
[駐車場]なし
[お問い合わせ先]
古と優艶の書画展実行委員会
TEL: 06-6311-1400
地図はｺﾁﾗ