京田辺市は、実は隠れた玉露の名産地。この地では、茶の湯の世界の歴史的なｲﾍﾞﾝﾄにちなんで、毎年茶まつりを開催しています。

天正15年10月1日、茶の湯好きで知られた豊臣秀吉が、九州平定と聚楽第の竣工を祝って、北野天満宮で「北野大茶湯（きたのだいさのえ）」を開催しました。秀吉自らが亭主を務め、1000人あまりの参加者で賑わった、当時の一大ｲﾍﾞﾝﾄだったようです。

この「北野大茶湯」にちなみ、玉露の名産地である京田辺市では、毎年10月1週目の日曜日に茶まつりを開催しています。一休寺の参道を会場に、玉露の無料接待や、現在はなかなか行われることのない茶手もみ実演、日本茶ｲﾝｽﾄﾗｸﾀｰによるおいしいお茶の淹れ方講座なども行われ、あたりはお茶のいい香りに包まれるのだそう。おいしい玉露の一煎ﾊﾟｯｸも無料配布されているので、早めのご来場をおすすめします！

京田辺市　茶まつり

[開催日]平成23年10月2日（日）（雨天決行）
[時間]10:00〜15:00頃
[場所]酬恩庵一休寺参道
京都府京田辺市薪里ノ内102
[ｱｸｾｽ]●JR学研都市線「京田辺」駅から京阪ﾊﾞｽ「一休寺道」下車、徒歩5分●近鉄京都線「新田辺」駅より徒歩20分
[お問い合わせ先]
京田辺市経済環境部農政課
TEL: 0774-64-1362
地図はｺﾁﾗ