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祇園祭をもっと楽しもう!

街中にコンチキチンの祇園囃子が響く季節。祇園祭と言えば、夜店が出る宵山や、17日の山鉾巡行だけと思っていませんか?
実は、祇園祭は7月1日の吉符入(きっぷいり)から始まっていて、31日の疫神社夏越祭(えきじんじゃなごしさい)まで続くのです。宵山・巡行だけじゃない祇園祭の楽しみをご紹介します。

祇園祭の3組の稚児
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▲綾傘鉾稚児。八坂神社に参拝のようす

祇園祭の稚児として有名な長刀鉾稚児は、禿(かむろ)二人とともに長刀鉾に乗り、斎竹(いみたけ)に張られた注連縄(しめなわ)を切り落として巡行を進める大切な役目を担います。この生きた稚児の代わりに、ほかの鉾には稚児人形が乗り込みます。放下鉾(ほうかぼこ)の稚児人形は、長刀鉾稚児と同様に稚児舞を舞うのでご注目。また、綾傘鉾(あやがさぼこ)でも6歳までの小さな稚児がかわいい姿を披露します。
それぞれ役割も姿形も違う稚児に注目してみてはいかが。
[山鉾巡行]【17日】午前9:00〜11:30頃

二回の神輿洗式
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▲神輿洗の神事にさきがけ道しらべの大松明が四条大橋に到着

八坂神社の祭神が乗る3基の神輿を代表して、中御座が四条大橋の上で、お祓いを受けた鴨川の水(神用水)によって清められる儀式を神輿洗式といいます。この儀式は神幸祭の前の10日と還幸祭の後の28日の2回、いずれも午後8:00頃に行われます。
神輿洗式の前には道しらべの大松明が八坂神社を出発。神輿を清める神用水の飛沫を浴びると厄除けになると言われ、橋の上は大勢の人で賑わいます。ちなみに、28日の方が人出が少ないので、飛沫を浴びるチャンスも多いかもしれません。
[神輿洗式]【10日/28日】午後7:00〜8:30頃(四条大橋)

女性も鉾を曳ける日
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▲昨年の曳初めのようす。雨の中でも実施

巡行のときに山鉾を曳(ひ)くのはすべて男性です。しかし、1回だけ女性でも、鉾を曳くチャンスがあります。それは鉾の試し曳き(曳初め)のとき。
このときは、老若男女誰でも参加でき、巡行とは違う和やかな雰囲気に包まれます。また、綱を引くと1年の厄除けになるとか。今年は参加してみませんか?
[曳初め]【12日】午後2:00〜(四条通)【13日】午後3:00〜(新町通)

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